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医師・スタッフ紹介
この度、生まれ育った土地、松戸に晴れて開業の運びとなりました。
私は女性の悩みの中でも不妊治療を専門とし、加藤レディスクリニックを始めとした生殖補助医療病院で学びを深めました。
多くの患者様と出会う中で、一般的な治療では妊娠が難しいケースに幾度となく直面しました。そんな歯がゆい思いから、体外受精を何度行っても妊娠しない方、着床はしても妊娠に至らない方、乳がんになってしまい家族計画について相談したい方などにも対応できるよう、不育症を含めた遺伝医学や、昨今増加傾向である乳癌診療などに関しても専門性を高めてきました。
当院では、患者様のお悩みに寄り添い診療してまいります。どうぞよろしくお願いします。
院長齋藤 かりん
副院長・培養室長の楠本です。
培養技術が結果を左右すると言われている体外受精の成功率を高めるため、私は胚培養士として世界一の症例数を持つ自然周期・低刺激施設にて高度な培養技術を習得しました。その後、新規施設の立ち上げの経験を経て、前職では、培養室長として全国平均20%以上の高い妊娠率を持つ培養室を作り上げました。
また、臨床業務に携わる傍ら、東京大学医学部附属病院にて医学系研究に従事し、学術知識や研究技能の研鑽に務めています。
近年、欧米では東洋医学との統合医療が注目され、オーダーメイド治療の傾向が強まっています。今後は、胚培養士として体外での卵子や精子の状態を把握するだけでなく、患者さんの体質改善にも力を入れたいと強く感じており、現在は鍼灸や漢方の勉強にも取り組んでいます。より質の高い治療を提供できるよう日々邁進してまいります。
楠本 佳香
Redox state as assessed using the measurement of human non-mercaptalbumin in embryo culture media is associated with successful embryo development in human in vitro fertilization
酸化型アルブミン測定法による胚培地の酸化度と胚盤胞発生の関連
Association of successful embryo development and pregnancy outcome with redox state as measured by human non-mercaptalbumin in embryo culture medium
着床能向上を目的とした先進医療～当院でのSEET法の運用と成績～